銭宝地区の集いの場兼加工場として、平成29年度空き家を改修した「田屋」。その「田屋」で提供するカフェメニューの開発に、昨年6月から取り組んでくださっていた、島根県立大学 金野弘和准教授のゼミ学生の発表会が、2月24日(日)布施公民館で行われました。
当日はメニューの開発に至るまでの経緯やアンケートなどの発表をされた後、カフェ部の皆さんにそのメニューを調理して頂き、試食会を行いました。
メニューは、ゆず味噌と菜飯のおにぎり、チキンソテーの玉ねぎソースがけ、ふろふき大根の梅肉だれに酢の物と豚汁。デザートは、紅白の牛乳かんでした。それぞれのテーブルに地域の皆さんと学生さん達が一緒に座り、楽しくいただきました。食後のコーヒーを飲みながら話もはずんでいたようです。
学生さん達には、食のボランティアやカフェ部の皆さんとの打合せや地域行事への参加、また地域に伝わる郷土料理の実習会など、何度も銭宝地区に足を運んでもらいました。
メニューの試作の調理や地域との調整など、このプロジェクトを通して、学生の皆さんが主体的に、忙しい大学の授業の合間によく動いていただいたな、と感じました。
ゼミの皆さんが開発してくださったメニューのアイデアをもとに、カフェ部のメンバーを中心として、地域ならではの食材を使った季節のメニューを、試行錯誤しながら増やしていけたらと思っています。
また「田屋」の長ぐつカフェに、銭宝地区に遊びに来てくださいね。
ありがとうございました!