ブログの更新が遅くなり、すみません。今年の夏は銭宝地区は大忙しでした。
赤馬滝の周辺施設や散策道の整備、高野山の展望台設置作業、昨年からお盆の帰省の時期に行っている地元出身者との高野山交流登山、そして恒例の島根大学教育学部作野先生のゼミ合宿、そして今回初めて”夏休み学生地域づくりインターンシップ”の受入れがありました。
このインターンシップは、全国の大学生を対象に夏休みの1か月間、島根県内の田舎に住み、そこでの生活や活動を通して、過疎化の進む地域の現状や地域づくりについて学ぶというとても面白い内容のもので、島根県中山間地域研究センターが昨年より主催しています。今回は隠岐の島、大田市、浜田市(2地区)、益田市、邑南町(2地区)から7地区応募し、ここ銭宝地区にも神奈川県と高知県から2名の学生さんが、8月10日から9月9日まで滞在し活動していただきました。高野山展望台の塗装を手伝ったり、島根大学作野先生のゼミ合宿と一緒に聞き取り調査をしたり、盆踊りに参加したり...あっという間の1か月間でした。来られた当初は、新しい地に戸惑っている様子だった学生も、時間を重ねることで活き活きとした表情をみせてくれ、地元の訛りを使っていたり、すっかり地域にとけ込んでいました。
スケジュールがびっしり入っており、毎日忙しかったことと思います。おつかれさまでした。地域に新しい風をはこんでくれて、ありがとう!
高野山展望台が完成しました!
木登りをする感覚で展望台に登ってほしい、という作り手の思いから、少し変わった形の素敵な展望台が出来ました。
山頂からの見晴しを良くするために、昨年頂上付近で伐採した木を、主に階段部分に使い、手すりもその細い枝を使っています。真っ直ぐではない木ならではの、曲線を活かしたあたたかいデザインです。展望台から眼下の風景を望むと、まるで木に登っているような感覚になります。
皆さんも、高野山展望台からの景色を楽しみませんか?
島根県のふるさとの滝として選ばれている赤馬滝。休憩所や橋などの老朽化で、訪れる人も減少しておりましたが、この度、みーもの森づくり事業の補助があり、周辺施設をリニューアルしました。
また、江戸時代に赤毛の牛の銑鉄運搬路として使われていた山峡の小路を、一部散策道として整備しました。赤馬滝は上下に滝が二つ並んでいるそうで、滝の正面からは下段の滝しか見ることができませんが、散策道からは上段の滝を眼下に見下ろすことができます。
毎日暑い日が続きますが、赤馬滝に涼みに来ませんか?
また、元気はつらつプロジェクトが取り組んでいる高野山整備ですが、現在山頂の3本の松の木に展望台を作っています。お盆には完成の予定です。
楽しみにしていてください!
昨年は宮崎や横浜、三重県などから、地元出身者の方や、地元の方約16名にご参加いただいた交流登山。今年も8月14日お盆の帰省に合わせて行います。地元出身者の方も、出身ではないけれど高野山に登ってみたい方も、一緒に頂上でお茶でも飲みながら談笑しませんか?
元気はつらつプロジェクト事業の一環として始めた高野山の整備。今年度は、8月に山頂に展望台を作る予定と、平成25年度に立木の伐採をした、布施公民館側のルートの中腹を10月に地ならし、来年の3月にイロハモミジを植樹する予定です。
5月30日(土)、布施公民館と高原公民館主催で、毎年恒例の親子で魚釣りと高野山登山がありました。
この日は朝から曇り空で、ぽつりぽつりと小雨も降ってきましたが、そんな天気もなんのその。銭宝塾の皆さんに竹竿作りを教わり、いざ八色石集落の大谷川へ!
グ ループに分かれ、銭宝塾のおじさん達の知る穴場でそれぞれ魚釣りを楽しみました。約20センチの大きなハヤを釣った子や、一人で14匹も釣った子など、み な大奮闘。ハヤやアカモチ(カワムツ)、ドロバエ(タカハヤ)、ゴッポ(カジカ)が釣れ、瑞穂ハンザケ自然館学芸員の伊東さんに魚の説明をしていただきま した。また川では、赤茶色の羽を持ったカワトンボやモリアオガエルにも出会いました。
公民館でお昼ご飯を食べた後は、地区の人達と合流し高野山へ。
公 民館の主事さんに木や花の名前を教えてもらいながら、子供たちも頂上まで頑張って登りました。帰りは北側の斜面、山野草の楽園に通じる道で山を下りまし た。上りの布施公民館側の南斜面のルートと比べ、生えている木の種類や草花、山の雰囲気も違いました。途中、雨が強くなってきましたが、木が傘になってく れ、みな濡れずに下山できました。
川、山と自然とたっぷり遊んだ一日でした。
銭宝塾、登山に参加していただいた地区の皆さん、ありがとうございました!