6月4日(日)、邑南町に来訪中の集落再編研究会(研究代表者:京都大学小島教授)の大学教授・准教授11名が銭宝地区を訪れました。
集落再編研究会は、日本の農村の現状と将来について、「地方消滅論」の「村たたみ」と「田園回帰(都市から農村へと人々が向かう動き)」の「村づくり」で大きく転換する中での集落再編を研究されています。全国各地の大学の教授、准教授からなり、東アジアの中国、韓国、ラオスとアフリカのエチオピア及び欧州のイギリスの農村をも組み込んだ壮大な研究をされています。
5年前からゼミ合宿や講演会でつながりがあり、研究会のメンバーである島根大学の作野教授が、今回研究会を銭宝地区に招いてくださいました。
銭宝の滞在は2時間という短い時間でしたが、地域の現状と活動の紹介をした後、地区別戦略実行委員会の委員5名が先生方の質問や意見交換に応じ、その後、食のボランティアの皆さんの季節の地元野菜を使った手作りのお弁当を一緒にいただきました。
地元料理のチチャもみ(サニーレタスを焼きサバと合えたもの)は珍しかったようで、美味しいと好評でした。
短い時間でしたが、心地よい風が吹き、鳥のさえずりが聞こえる中で、農村の小さな集落の力を合わせた地域づくりと温かいおもてなしを感じていただけたらうれしいです。そして、田舎のよさを多くの人に知ってもらえますように。
│2017年6月6日AM 10:53│Category:
日常の様子│