銭方の小さな集落にもコロナ禍は容赦なく襲ってきました。
影響の一つが「泥落としふれあい祭り」の中止です。この祭りは例年5月末に行われるもので御馳走を作り、軽スポーツを楽しむ、集落の皆さんの最大の楽しみでした。中止は誠に残念と思っているところです。
そんな中ではありますが6月3日には八色石地区にて集会所周辺の草刈り作業が行われました。
屋外作業であること、近づけば怪我も起きかねない作業であること、など自ずと「3密」が避けられる前提での開催です。20余名で、休憩をはさみおよそ3時間。お陰できれいになりました。
一方、銭宝地区内ではあらかた田植えの作業は終わりました。これからは田んぼの畦の草刈りや、害虫防除などの作業に移ります。
特殊作業としてイノシシ対策もあります。
散策途中で、イノシシ用の電柵を設置している仲間に出会いました。
これまで何度か紹介しました「山野草の楽園」は、5月末をもって閉園となりました。
ただし、中を覗くことは可能です。静まり返った園の中をちょっと歩いてみました。
静かな園内の杉木立の中を心地よい風が吹き抜けます。
歩を進めると笹ユリ(当地ではゴウランといいます)やヤマアジサイなどがひっそりと咲いていました。
今回は一人で覗きに来ましたが、次回はコーヒーでも持参して友達と一緒にこようかなと思っています。
文と写真;三上T
緑が濃くなって初夏の風情です。
山野草園を巡るぶらり旅に、またしても出かけました。友人と同行の二人旅です。
ただ、コロナ禍の最中で訪れる人はまばらな園内でした。
木漏れ日の杉林を登っていくと
今を盛りにシライトソウが揺れていました。
そして群生するシラユキゲシ
所々でアクセントを添えるベニバナヤマシャクヤク
キエビネの群落にも出会いました。
杉林と小さな沢が、この豊かな植生群を作りだす源なのでしょう。
大いに楽しませていただきました。
次回はどんな花に出会えるのでしょう。
楽しみです。
(文と写真;上田M)
銭宝地区も、コロナ禍の影響で4月以降公的行事は全て閉鎖されていましたが、先日の政府の「解除」を受けて少しずつ再開の動きが始まっています。
その第1陣として「サロン田家」が再開されました。 と言っても「縮小版」です。
正規なサロンは午前中から始まって、昼食を馳走になり、午後3時頃に散会となるのですが、今回は午後の開始です。 昼食はなく、お茶会のみという会になりました。
参加者は全員マスク着用です。
集まると、体温や血圧の測定です。もっとも、これは正常時でも行われます。
「3密」を避けて座るようテーブルは離しました。
少し寒い日でしたが窓ガラスは開け放ちます。
体操はいつものコースでほぼ1時間実施しました。
お茶会は御萩(おはぎ)とゼリーとコーヒー。スタッフは「変な取り合わせですが・・・」と前置きして配っていました。
御萩のきな粉は大豆でなくえんどう豆を挽いたもので、薄緑色で味も美味です。
1月余りを経ての再会です。参加者は皆懐かしそうに振舞っていました。
お茶会では話が弾み、予定を30分以上伸ばして散会しました。
(文と写真;上田K)
周りは「山笑う」から「新緑」へ変貌中の、5月初旬のことです。
山野草を巡るぶらり散策に再び出かけました。今度は友人との二人旅です。
里は、田では早苗が、畑ではキュウリやナスの夏野菜が植えつけ中。
あちこちで進められています。
中には田植えが終わった個所もありました。
そのまま歩を進めて、山野草の楽園へ。
多くの、そして貴重な山野草が咲き誇っていました。
一例をお示しいたしましょう。
クマガイソウ
タカネエビネ
ホウチャクソウ
イワカガミ
キエビネ
ハッカクレン
ズタヤクシュ
(文;三上T、 写真;上田M)