高原小学校の総合学習の一環で行っている高野山の登山。今年は「森の秘密を知ろう」と題し、樹冠ネットワークの樋口さんに説明を受けながら5、6年生の子ども達と一緒に高野山に登りました。
樹木の名前やその木が好む地形や土壌について、イノシシの水浴場では木に残った泥の跡から体の大きさを推測したり、興味深い話を聞きながら頂上まで登りました。途中、霧が立ちこめてきて朝から曇っていた空から雨が降り始めましたが、頂上にある展望台についた時には霧もはれ、遠くの山々や集落が見渡せました。大きな岩によじ登ったり、大ミミズを見つけて騒いだり、下りは雨に濡れた土に滑りまくって泥だらけになっていましたが、子ども達はみんな元気いっぱいでした。
「地域の森林を学ぶ」授業は、枝打ち作業の体験など1年間を通して色々な事を学んでいくようです。森のことを好きになって、また高野山に登りに来てくださいね。
11月8日(日)山陰フィルハーモニーと一の谷ブラスアンサンブルのコンサートがありました。
前半は山陰フィルの皆さんが、映画音楽からエリックサティ、クリスマスの曲で有名な「そりすべり」など、親しみのある曲を演奏してくださいました。今回は金管、木管の楽器に加え、ピアノも参加され、演奏の合間には、作曲家の話をしてくださり、クラシックをより身近に感じることができました。
一の谷ブラスアンサンブルは、若い人達のグループで、今回はパーカッションのカホンも加わり、ジャズのノリのあるリズミカルな曲で楽しませてくださいました。
カフェでは、プリンアラモードと飲み物を用意。料理教室で得た技術?をもとに、かわいく盛り付けました。
山陰フィル、一の谷ブラスアンサンブルのみなさん、素敵な時間をありがとうございました!
9月26日(土)に布施2集落にある長源寺でお月見会がありました。
今回は雲南市からフードコーディネーターの上田まりこさんに料理の講師をしていただき、お月見カフェを開店しました。豆腐ハンバーグや米粉のおからシフォンケーキなど、沢山のおいしい料理が並びました。
音楽では、美郷町から地域おこし協力隊の松谷将之さんが、ギターの弾き語りでアンパンマンの歌やブルーハーツの曲などを演奏。通学合宿で参加していた子供たちも大興奮で、みんなノリノリで歌ったり、アンコールをしたりで大変盛り上がりました。
一転、銭宝地区の女性グループ“ムーンガールズ”は、童謡や昔の曲をしっとり聞かせてくれました。
最後に長源寺の住職さん達が、狸の着ぐるみ姿で登場。とても楽しいお月見会でした。
ブログの更新が遅くなり、すみません。今年の夏は銭宝地区は大忙しでした。
赤馬滝の周辺施設や散策道の整備、高野山の展望台設置作業、昨年からお盆の帰省の時期に行っている地元出身者との高野山交流登山、そして恒例の島根大学教育学部作野先生のゼミ合宿、そして今回初めて”夏休み学生地域づくりインターンシップ”の受入れがありました。
このインターンシップは、全国の大学生を対象に夏休みの1か月間、島根県内の田舎に住み、そこでの生活や活動を通して、過疎化の進む地域の現状や地域づくりについて学ぶというとても面白い内容のもので、島根県中山間地域研究センターが昨年より主催しています。今回は隠岐の島、大田市、浜田市(2地区)、益田市、邑南町(2地区)から7地区応募し、ここ銭宝地区にも神奈川県と高知県から2名の学生さんが、8月10日から9月9日まで滞在し活動していただきました。高野山展望台の塗装を手伝ったり、島根大学作野先生のゼミ合宿と一緒に聞き取り調査をしたり、盆踊りに参加したり...あっという間の1か月間でした。来られた当初は、新しい地に戸惑っている様子だった学生も、時間を重ねることで活き活きとした表情をみせてくれ、地元の訛りを使っていたり、すっかり地域にとけ込んでいました。
スケジュールがびっしり入っており、毎日忙しかったことと思います。おつかれさまでした。地域に新しい風をはこんでくれて、ありがとう!
6月6日(土)白築純さんと白鶴山のコンサートが布施公民館でありました。
当日は町内外から約120名もの方に来ていただき、一緒に音楽を楽しみました。
白鶴山はキーボードの白井アキトさん、ドラムの鶴谷智生さん、ベースの山本連さんのジャズバンド。メンバーそれぞれが有名ミュージシャンとのセッションで活躍されている方達だけあり、繊細かつ迫力ある演奏で、会場を大いに盛り上げてくれました。
昨年も専光寺ライブで来ていただいた、白築純さんは島根に移住されて10年になるそうです。しっとりした歌声と、ばりばりの出雲弁の楽しいトークで、会場は笑いや掛け声が飛び交い、昨年も歌われた曲では、会場も一緒に合唱。最後はスタンディングオベーションでみなさん立ち上がり、大喝采で幕を閉じました。
白築さん、白鶴山のみなさん、元気をいただきました。ありがとう!またお待ちしています。